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2005.05.11

交渉人 真下正義

『交渉人 真下正義』 監督/本広克行
2005年*東宝*スコープ・サイズ。

TOHOシネマズ府中 スクリーン2(THX劇場)にて

まず、内容と関係のない話から。

てっきりヴィスタだと思ってわりと前方に座ったら、本篇が始まるとスコープだったのだ。前2作ってヴィスタじゃなかったっけ。調べたら、1がヴィスタ、2はスコープになっている。自分のメモを見ると、2は「ヴィスタ」となっていた。そうか、ロードショウだったけど、場末の、映写環境の良くない劇場だったので、スクリーンが小さくて判断できなかったのだ(爆)。

今回は、なにしろ(スクリーンが)大きな劇場なので、スコープ・サイズの迫力は、ある。冒頭の、空から見た東京の風景など、こんなにきれい(華やか)な街なみだったのかと、それだけで嬉しくもなってくる。うーん、いちおう自分も住人(都民)のひとりではあるんですが(^^;)、でも、あまり普段は意識しないよなあ、そんな街なみの中(周辺か…)に住んでいるって。

しかし、話そのものは、東京の“街”の面積としての広がりを活かすような展開ではない。もちろん、スコープである必要もない。いろいろと盛り込まれていて、退屈はしなかったが、前2作にあった妙な熱気が、この作品にはないのだ。

ところで、予告篇を嫌というほど(十数回?)見せられていたくせに、映画が始まるまでまったく意味が分からなかったのだ。いや、なぜ、東宝名義の「関西での電車事故へのお見舞い」が劇場前に張られているのかを。客観的に見て、ほとんど中身はリンクしていないのだけど、でも、スクリーン内で車両が速度を増したり、急ブレーキをかけられたりするごとに、ちょっと引いてしまったのも本当の話。何とも間が悪い公開だよなあ。内容はクリスマス・イヴの話なんだから、もうちょっと早めに公開していれば、少なくともこんな思いはしなくて済んだのに。

ええと、キャストは、刑事役の寺島進が、一本調子だが魅力的。地下鉄総合指令長役の國村隼さんもかなり良い。線引屋(列車ダイヤ作成係)役の金田龍之介氏も得な役で、それにしてもなぜ金田さんが配役されたんだろう(別に構わないんですが(笑))という謎にも、ちゃんと答が用意されているし。コンサートの指揮者役の俳優(書かない)は、特に何か悪ふざけをしているようでもないのだが、それでも“やりすぎ”という感がある。巧いというより“くさい”くらいのひとって、難しいよなあ。

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