« レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | コンスタンティン »

2005.05.24

クローサー

『クローサー』
“Closer” by Mike Nichols
2004年*USA*ヴィスタ・サイズ?

TOHOシネマズ府中 スクリーン1にて

マイク・ニコルズ(関係ないけど同名のゲイポルノ男優がいる。こいつが凄い(爆)んだけど、ま、それはそれとして)というひとも、70年代の数本(たとえば『おかしなレディ・キラー』)を除いてはほとんど観ているわりに、どうにも作家像をつかみにくい監督だったりする。舞台劇の映画化がまあまあ巧いとかって、それって特徴か???

これも、もとは舞台劇だったと聞けば、それ(舞台で)ならばアリかな、とも思う。特に観たいとも思わないが。
時間経過の不規則さ、キャラクターたちの(一見すると深みがありそうだが)よく言えばシンプルさが、でも、映画としてはどうなんでしょうか。

難しいなあ。恋愛やセックスに関係した風俗劇って、どうしても自分に引き比べ考えてしまいがちだし、そうすると、このストーリーなど、およそ僕には想像の範囲外なのだ。上っつらだけを見れば、交際相手以外と交渉を持つ(単なるセックスのこと)たびに大騒ぎする複数カップルの話でしかない。暇なひとたちなのかなあ(笑)。恋愛以外にしなくてはいけないことがもしあるならば、こんなに恋愛を人生の最優先目的(^^)のように扱わないだろう。

いろんな相手と交渉(だから単なる性行為のことです)を持ちたいならば、特定の相手とは付き合わなきゃ良いだろ。特定の相手と交際して、お互いに交際外交渉(婚外交渉)を持たない&持たせたくないというのなら、座敷牢や独房や無人島で暮らすとか、互いに首輪か電子錠か強い信頼関係で繋ぎ止め合う(^^)などすれば良いのでは?

役者は、4人とも好演。動いているクライヴ・オーウェンを初めて観る。口を閉じていれば good lookin' 、口を開けるとちょっと歯(か口元)に何か違和感がある。別に歯が出ているというわけではなく、何だろう、歯並びが良くないのか?(^^;) 普通の格好をしたナタリー・ポートマンを久々に(デビュー作以来)観られるかと思ったら、今回もけっこうコスチューム・プレイっぽかったんで、ちょっと笑えるのだ。ジュード・ロウというひとも、僕はこのひとを初めて魅力的なのかもと思ったくらい、今までは苦手だったけれどこの役には合っているんだよなあ。あの顔がどうにも…、首から下だけだったら良いのに(爆)。

|

« レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | コンスタンティン »

「●映画感想」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/79349/4258499

この記事へのトラックバック一覧です: クローサー:

» クローサー(新映画日記転用) [新×3 もろもろ日記]
「カラダを重ねるたび唇が嘘を重ねる」 でしたかね?この映画のコピー。 直接的にほとんどラブシーンは出てこないものの、 四人の会話からは誰と寝たとか寝てないとか。 年は一番下だけどアリス (ナタリーポートマン)が一番大人に見えた。 どんな人生を歩んできたか知らないけど、相当苦労してきたんだろうな。 知らないままの方がいいことだってきっとあるのに なぜ人間は真実を明らかにしようとするのか? 人の愚かしさを嫌というほど見てしまった気がする。 だけど男同士で一人はネカマでエッチ..... [続きを読む]

受信: 2005.05.24 11:36

» 映画「クローサー」 [RAKUGAKI]
話題性のある映画だとは思うのですが、いかんせんスターのための映画という感じがどう [続きを読む]

受信: 2005.05.24 18:20

» クローサー [ネタバレ映画館]
 ネカマでストーカー男vs変態医師。更に嘘つき女が加わって壮絶なバトルを繰り広げる!  「カラダを重ねるたびに、唇が嘘を重ねる」などというコピーのため、一体どれだけの嘘をつくのか?と身構えて注意深く観察した(つもり)。し、し、しかし、カラダを重ねないではないですかっ!途中でこの事実に気づいてしまったため、嘘を見抜いて数えてみせるという壮大な計画はもろくも崩れ去りました。唯一確実な嘘... [続きを読む]

受信: 2005.05.26 02:04

» 制作裏話「クローサー」 [独身社会人映画ファンメーリングリストHP掲示板]
劇作家パトリック・マーバーの2作目の戯曲“CLOSER”が1997年5月、 英国国立劇場で初演されています。 イギリス演劇界久々の大ヒット作となり、数々の演劇賞を受賞。 現在までに30ヶ国語に翻訳され、 ブロードウェイや東京など世界中の100都市以上で上演されています。 (日本版では高橋ひとみが主演したそうです。) 舞台脚本を基にマーバー自身が映画用に脚色したのが本作品 「クローサー」です。 監督はかの「卒業」のマイ�... [続きを読む]

受信: 2005.05.27 15:30

» クローサー [そーれりぽーと]
内容に興味は無かったんですが、ジュード・ロウの手をチェックしなければという使命感に駆られ(理由はレモニー・スニケット世にも不幸せな物語のコメント欄参照)「クローサー」を観てきました(笑) ★★ とても感想が書きづらいです。特に面白かったわけでもないし。 4人のキャラクターが個々に立っていて、それぞれの俳優に注目して観れば素晴らしい演技を披露しているのですが、ストーリーはと言われればどうだろう…�... [続きを読む]

受信: 2005.05.28 02:29

» 「クローサー」 [Cherry]
カラダを重ねるたび、唇が嘘を重ねる… いいキャッチだ。キャッチコピーってすごい大事だと思うんだよね。「青の炎」の「こんなにもせつない殺人者がかつていただろうか」だっけ?とか、そのキャッチ読んだだけで観たくなる映画ってあるもん! で、この「クローサー」。キャッチに負けずかなり大人な作品。もとは舞台で上演されてたらしいんだけど、映画にしてもまったく違和感ないストーリだった。ロンドンって舞台もストーリーとピッタリ。 役者陣もすごくよかった。一つ発見があって、クライヴ・オーウェンはダメ... [続きを読む]

受信: 2005.05.28 09:44

» クローサー [KINOKANAL]
監督:マイク・ニコルズ 脚本・原作:パトリック・マーバー 出演:ジュリア・ロバーツ,ジュード・ロウ,ナタリー・ポートマン,クライヴ・オーウェン 通勤者であふれる朝のロンドン。新聞記者のダンは、車と接触事故を起こした女性を助ける。彼女の名はアリス。ニューヨ... [続きを読む]

受信: 2005.05.29 00:10

» クローサー(マイク・ニコルズ監督) [シネクリシェ]
 三角関係の恋愛ものというと派手な反目や諍いがつきものなので、四角関係ともなるとさぞ派手な愛憎が繰り広げられる映画が多いものと想像してしまい [続きを読む]

受信: 2005.06.08 21:34

» #23:クローサー [(売れないシナリオライター)KAZZの呟き!]
KAZZのこの映画の評価   今、話題の純愛ラブストーリー”電車男”とは、 対極の感じの映画かな 恋愛偏差値かなり高い人向けです 大人向けのぐちゃぐちゃした恋の話が好きな人には◎  男の気持ちが、凄く良く現れてる ジュード・ロウのだめっぷりには脱帽 ナ...... [続きを読む]

受信: 2005.06.17 23:57

» クローサー closer [Dazzling M]
クローサー closer観た 様々な街並みが見れて 素敵なポートレートを眺めるような そしてそこで描かれる 人間関係が綺麗なという印象の スマートな映画でしたそして、何よりも印象的なのはキスの美しさ 何度もあるキスシーンですが、そのどれもがキスに至るまでが綺麗! 特に、前半のジュリア ロバーツとジュード ロウのキスは キスに至るまでの流れがあまりにも美しく、憎すぎますw また、ナタリー ポートマンがすばらしく輝いています やはり、情というか感情を表現するナタリーは凄いのひ... [続きを読む]

受信: 2005.10.26 16:40

« レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語 | トップページ | コンスタンティン »