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2005.08.23

埋もれ木

埋もれ木』 監督/小栗康平
2005年*ファントム*ヴィスタ・サイズ

シネマライズ(渋谷)B1にて

さて…、小栗さんのオリジナルストーリーものって、初めてなのだ。前作「眠る男」は未見。

チラシなどを見ると、もしかするとファンタジーとして面白いものなのかもと思ってしまったのだが、まあ、今までのキャリアから判断すると、やっぱりそんなはずはないんだよなあ(笑)。

映像詩などというジャンル(?)があるけれど〜もちろん(!)僕はそういう類のものは好きではないのだが〜、この映画はそれ以上、ほとんど散文詩/現代詩(悪い意味で)の映像化のようで、もう、なんとも恐るべきものなのだ。

最後に、まあ、カタルシスらしきものもないとは言わないが、そこにたどりつくまでが長いなあ。こんなに長い93分間には、そうはお目にかかれないだろう。そういう意味では貴重な映像であるとも言える。

それにしても、いくら場所柄とは言え、どうしてこのような作品に、あんなに若いお客が来ているのだろう。上映期間の終了まぎわだということを考慮に入れても、うーん、かなり多くの、普通の“渋谷”青少年が来てるんだよなあ。いくらなんでも、かつてとは違って、浅野忠信にそれほどの集客力があるとは思えないのだけど。

いやはや、お疲れ。これってやはり、批評家の選ぶ年間トップテンに入るのだろうか。くわばらくわばら(^^)。

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「●映画感想」カテゴリの記事

コメント

TB返しとコメントありがとうございました。
ひどい感想だったとのことですが、自分としてもホンネはほとんど一緒です。
自分の感想は、あとから読みなおしてみるといささか好意的過ぎたので、これくらいが適切かと思います。

投稿: クリシェ | 2005.09.10 16:30

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 前作『眠る男』では、物語を断片化することにより、抽象的な作品として仕上げることに成功しました。  しかしこの作品は、思いっきりファンタジー [続きを読む]

受信: 2005.08.25 06:24

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『物語』は言葉 人が生きていくための乗り物。 小栗康平監督『埋もれ木』より。 女子高生たちは少しずつ物語を紡いでいく。 それは未来への物語。 また、街の人々も物語を話していく。 それは自分の過去である自分史。 それぞれは平行のように見えて、少しずつ交差していく。 街をめぐる人々のファンタジー。 『埋もれ木』を見た。 仙台ではたった2週の放映で、『小栗康平』特集を行ったものの人もまば�... [続きを読む]

受信: 2005.09.23 02:11

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