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2007.02.26

アカデミー賞

2006年度(第79回)アカデミー賞 主要部門のノミネイションと結果一覧
候補指名は2007年1月23日、授賞発表は2007年2月25日午後5時(現地時間)より

◆作品賞 ★ディパーテッド (=Warner Bros.) Graham King, Producer
 ○
バベル (=Paramount & Paramount Vantage)
 ○
硫黄島からの手紙 (*1)(=Warner Bros.)
 ○
リトル・ミス・サンシャイン (=Fox Searchlight) 監督:ジョナサン・デイトン&ヴァレリー・ファリス
 ○
クィーン (=Miramax & Pathé & Granada)

 (*1)指摘があったので、1945年度以降の選考をざっと見わたしてみましたが、確かに[(制作の主体や監督の国籍がどこであれ)日本語(の使用が中心となる)映画]が作品賞候補になるのは、たぶん初めてだろうと思われます。

 作中に少し(片言の)日本語が出てきたとか、舞台が日本だった(たとえそれが、日本に住んでいる者から見ると奇妙なモノであったとしても)などは、以前にもあったのですが…。
 かつて監督賞候補に選ばれた、黒澤明の「乱」や勅使河原宏の「砂の女」(あまり知られていないが本当です)も、さすがに作品賞候補にはなり得なかった。まあ、この顔ぶれを見ると[外国語映画の監督が撮ったアート・フィルム]枠だもんなあ(^^)。

◆監督賞 ★マーティン・スコセージ(『ディパーテッド』)6度目の候補/初の受賞
 ○
クリント・イーストウッド(『硫黄島からの手紙』)4度目の候補/受賞2回
 ○
スティーヴン・フリアーズ(『クィーン』)2度目の候補
 ○
ポール・グリーングラス(『ユナイテッド93』)初の候補
 ○
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『バベル』)初の候補

◆主演女優賞 ★ヘレン・ミレン(『クィーン』)主演では初の候補/初の受賞 + 助演では候補2度
 ○
ペネロペ・クルス(『ボルベール 帰郷』)初の候補
 ○
ジュディ・デンチ(『あるスキャンダルの覚え書き』)4度目の候補 + 助演では候補2度で受賞1回
 ○
メリル・ストリープ(『プラダを着た悪魔』)11度目の候補(*2)/受賞1回 + 助演では候補3度で受賞1回
 ○
ケイト・ウィンスレット(『リトル・チルドレン)3度目の候補 + 助演でも候補2度

 (*2)acting部門での総ノミネイト数が14になり、自己の持つ最多ノミネイト記録を更新した。また、主演部門のみのノミネイト数11は、キャサリン・ヘプバーンの12に次ぐものになる。

◆主演男優賞 ★フォレスト・ウィッテカー(『ラストキング・オブ・スコットランド』)初の候補/初の受賞
 ○
レオナルド・ディカプリオ(『ブラッド・ダイヤモンド』)2度目の候補 + 助演でも候補1度
 ○
ライアン・ゴズリング(“Half Nelson”)初の候補
 ○
ピーター・オトゥール(『ヴィーナス)8度目の候補(*3) + 既に名誉賞を受賞済
 ○
ウィル・スミス(『幸せのちから』)2度目の候補

 (*3)今回で、acting部門での総ノミネイト数が最も多い[未受賞者]ということになった。また、主演部門のみの記録としても、ノミネイト数7に対して受賞数が0の時点で、既に記録保持者であった。

◆助演女優賞 ★ジェニファー・ハドソン(『ドリームガールズ』)初の候補/初の受賞 *映画デビュー作
 ○
アドリアナ・バラザ(『バベル』)初の候補
 ○
ケイト・ブランシェット(『あるスキャンダルの覚え書き』)2度目の候補/受賞1回 + 主演でも候補1度
 ○
アビゲイル・ブレスリン(『リトル・ミス・サンシャイン』)初の候補
 ○
菊地凛子(『バベル』)初の候補

◆助演男優賞 ★アラン・アーキン(『リトル・ミス・サンシャイン』)助演では初の候補/初の受賞 + 主演でも候補2度 *surprise!
 ○
ジャッキー・アール・ヘイリー(『リトル・チルドレン)初の候補
 ○
ジャイモン・フンスー(『ブラッド・ダイヤモンド』)2度目の候補
 ○
エディ・マーフィ(『ドリームガールズ』)初の候補
 ○
マーク・ウォールバーグ(『ディパーテッド』)初の候補

◆オリジナル脚本賞 ★リトル・ミス・サンシャイン(Written by Michael Arndt)
 ○
バベル(Written by Guillermo Arriaga)
 ○
硫黄島からの手紙(Screenplay by Iris Yamashita, Story by Iris Yamashita & Paul Haggis)
 ○
パンズ・ラビリンス(Written by Guillermo del Toro)
 ○
クィーン(Written by Peter Morgan)

◆脚色賞 ★ディパーテッド(Screenplay by William Monahan / 映画『インファナル・アフェア』に基づく Written by Alan Mak & Felix Chong
 ○ボラット/栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習
(Screenplay by Sacha Baron Cohen & Anthony Hines & Peter Baynham & Dan Mazer. Story by Sacha Baron Cohen & Peter Baynham & Anthony Hines & Todd Phillips. Based on a Character Created by Sacha Baron Cohen)
 ○
トゥモロー・ワールド(Screenplay by Alfonso Cuarón & Timothy J.Sexton & David Arata & Mark Fergus & Hawk Ostby. Based on the Novel by P.D.James)
 ○リトル・チルドレン
(Screenplay by Todd Field & Tom Perrotta. Based on the Novel by Tom Perrotta)
 ○
あるスキャンダルの覚え書き(Screenplay by Patrick Marber. Based on the Novel by Zoe Heller)

◆撮影賞 ★パンズ・ラビリンス(by Guillermo Navarro)
 ○
ブラック・ダリア(by Vilmos Zsigmond)
 ○
トゥモロー・ワールド(by Emmanuel Lubezki)
 ○幻影師アイゼンハイム
(by Dick Pope)
 ○プレステージ
(by Wally Pfister)

◆美術装置賞 ★パンズ・ラビリンス(A: Eugenio Caballero, S: Pilar Revuelta)
 ○
ドリームガールズ(Art Direction: John Myhre, Set Decoration: Nancy Haigh)
 ○グッド・シェパード
(A: Jeannine Oppewall, S: Gretchen Rau & Leslie E.Rollins)
 ○
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(A: Rick Heinrichs, S: Cheryl A.Carasik)
 ○プレステージ
(A: Nathan Crowley, S: Julie Ochipinti)

◆編集賞 ★ディパーテッド(by Thelma Schoonmaker)
 ○
バベル(by Stephen Mirrione & Douglas Crise)
 ○
ブラッド・ダイヤモンド(by Steven Rosenblum)
 ○
トゥモロー・ワールド(by Alex Rodríguez & Alfonso Cuarón)
 ○
ユナイテッド93(by Clare Douglas & Christopher Rouse & Richard Pearson)

◆衣装デザイン賞 ★マリー・アントワネット(by Milena Canonero)
 ○王妃の紋章
(by Yee Chung Man)
 ○
プラダを着た悪魔(by Patricia Field)
 ○
ドリームガールズ(by Sharen Davis)
 ○
クィーン(by Consolata Boyle)

◆メーキャップ賞 ★パンズ・ラビリンス(by David Marti & Montse Ribe)
 ○アポカリプト
(by Aldo Signoretti & Vittorio Sodano)
 ○
もしも昨日が選べたら(by Kazuhiro Tsuji(辻一弘)& Bill Corso)

◆音響賞 ★ドリームガールズ(by Michael Minkler & Bob Beemer & Willie Burton)
 ○アポカリプト
(by Kevin O'Connell & Greg P.Russell & Fernando Camara)
 ○
ブラッド・ダイヤモンド(by Andy Nelson & Anna Behlmer & Ivan Sharrock)
 ○
父親たちの星条旗(by John Reitz & Dave Campbell & Gregg Rudloff & Walt Martin)
 ○
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(by Paul Massey & Christopher Boyes & Lee Orloff)

◆オリジナル・スコア賞 ★バベル(by Gustavo Santaolalla)
 ○さらば、ベルリン
(by Thomas Newman)
 ○
あるスキャンダルの覚え書き(by Philip Glass)
 ○
パンズ・ラビリンス(by Javier Navarrete)
 ○
クィーン(by Alexandre Desplat)

◆オリジナル・ソング賞 ★“I Need to Wake Up” ~『不都合な真実』(M & L: Melissa Etheridge)
 ○“Our Town” ~『
カーズ』(Music & Lyric by Randy Newman)
 ○“Listen” ~『
ドリームガールズ』(M: Henry Krieger & Scott Cutler, L: Anne Preven)
 ○“Love You I Do” ~『
ドリームガールズ』(M: Henry Krieger, L: Siedah Garrett)
 ○“Patience” ~『
ドリームガールズ』(M: Henry Krieger, L: Willie Reale)

◆視覚効果賞 ★パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(by John Knoll & Hal Hickel & Charles Gibson & Allen Hall)
 ○
ポセイドン(by Boyd Shermis & Kim Libreri & Chaz Jarrett & John Frazier)
 ○
スーパーマン リターンズ(by Mark Stetson & Neil Corbould & Richard R.Hoover & Jon Thum)

◆音響効果賞 ★硫黄島からの手紙(by Alan Robert Murray & Bub Asman)
 
アポカリプトby Sean McCormack & Kami Asgar)
 ○
ブラッド・ダイヤモンド(by Lon Bender)
 ○
父親たちの星条旗(by Alan Robert Murray & Bub Asman)
 ○
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト(by Christopher Boyes & George Watters II)

◆長篇アニメイション賞 ★ハッピー フィート (=Warner Bros.) 監督:ジョージ・ミラー
 ○
カーズ (=Buena Vista) 監督:ジョン・ラセター
 ○
モンスター・ハウス (=Sony Pictures Releasing) 監督:ギル・キーナン

◆外国語映画賞 ★善き人のためのソナタ 監督:フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク。ドイツ語。ドイツ(*4)からの選出作品としては16本目/受賞3回目 (*4)旧東西ドイツを含む
 ○アフター・ウェディング
 監督:スザンネ・ビエール。デンマーク語/スウェーデン語。デンマークからの選出作品としては7本目/受賞2回
 ○デイズ・オブ・グローリー
 監督:ラシッド・ブシャール。アラビア語/フランス語。アルジェリアからの選出作品としては4本目/受賞1回
 ○
パンズ・ラビリンス 監督:ギレルモ・デル・トロ。スペイン語。メキシコからの選出作品としては7本目/受賞歴なし
 ○
Water 監督:ディーパ・メータ。ヒンディー語。カナダからの選出作品としては4本目/受賞1回

◆長篇ドキュメンタリー賞 ★不都合な真実 (=Paramount Classics & Participant Productions) 監督:デイヴィス・グッゲンハイム
 ○
Deliver Us from Evil (=Lionsgate) (directed by Amy Berg)
 ○
Iraq In Fragments (=Typecast Releasing) (directed by James Longley)
 ○
Jesus Camp (=Magnolia Pictures) (directed by Heidi Ewing & Rachel Grady)
 ○
My Country, My Country (=Zeitgeist Films) (directed by Laura Poitras)

◆名誉賞 ★エンニオ・モリコーネ

-------------------
複数授賞一覧

4部門
ディパーテッド』(Warner Bros.)

3部門
パンズ・ラビリンス』(Picturehouse)

2部門
ドリームガールズ』(DreamWorks & Paramount)
不都合な真実』(Paramount Classics & Participant)
リトル・ミス・サンシャイン』(Fox Searchlight)

-------------------
3部門以上の複数ノミネイト一覧

6部門
バベル』(*5) (Paramount & Paramount Vantage)
ドリームガールズ』(*5) (DreamWorks & Paramount)
パンズ・ラビリンス』(Picturehouse)
クィーン』(Miramax & Pathé & Granada)

5部門
ブラッド・ダイヤモンド』(Warner Bros.)
ディパーテッド』(Warner Bros.)

4部門
硫黄島からの手紙』(Warner Bros.)
リトル・ミス・サンシャイン』(Fox Searchlight)
あるスキャンダルの覚え書き』(Fox Searchlight)
パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』(Buena Vista)

3部門
アポカリプト(Buena Vista)
トゥモロー・ワールド』(Universal)
リトル・チルドレン』(New Line)

 (*5)『バベル』のノミネイト数は7であるが、助演女優部門で同時に2人が候補に挙がっているため、部門数としては6になる。同様に、ノミネイト数は8の『ドリームガールズ』は、オリジナル・ソング部門で同時に3曲が候補に挙がっているため、部門数としては6である。

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メイン司会は、エレン・デジェネレス

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