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2011.08.23

島田紳助氏、引退?

リンク: asahi.com(朝日新聞社):島田紳助さん、芸能界引退 暴力団関係者と交際で引責 - 文化.

このひと、ネットなどを見ていると、無闇に評判が悪い。

本来、タレントさんが、どんなことを(触法であっても、そうではなくても)しようが、そのことはそのこととして、仕事の内容とは関係がないんだけどなあ。

いや、だから、法に触れる行為をした場合は、それをきちんと(法的な量刑で)償えば良いだけの話。

そのあとは、また、もとの職場に(芸能人なら芸能人に)戻れば良いのだ。

というと、いや犯罪を犯した“普通のひと”はそうじゃないんだから、という反論がある。
それは、その“普通のひと”に対する社会の対応が間違っているわけで。

どんなひとでも、罪を償った後は、またもとの生活に戻れなければならない。
それが、理想的な社会。

でも、そういう理想的な社会は、まだ無い。
当然、そういう理想的な社会であれば、まず、そもそも犯罪自体が少なくなるわけなのだし。

というところで(爆)
本題。

(社会的に~ある程度~影響力がある著名人が)暴力団関係者と交際したら、そのひとも社会的制裁を受けるって、全然、意味が分からない。

昔から、これ、問題になるけど。
(当たり前だが、そんな法律は無い)

倫理的に問題って言ってもなあ。

別に、島田氏が、暴力団の資金で生活していたわけでもないだろうし。
暴力団の影響力で、芸能界の仕事を得ていたわけでもないだろうし。
(こういうことを、まことしやかに主張する向きがあるけど、そんなことだけで何十年も芸能界の仕事が~いや、どんなジャンルの仕事であっても~出来ていると、本当に思っているのだろうか)

あと、これもよく指摘されることだけど、そもそも芸能って、そういう“いわくのある”ようなひとたちとのつながりも含めて、成立しているものではないんだろうか。

浄化(何からの浄化だろう。芸能を洗浄漂白したって、あとにはろくなものしか残らないぞ)を徹底するというのなら、もちろん過去にさかのぼって、暴力団などの“裏社会”とつながりのあった芸能を、すべて排除しなければならない。それが道理というものである。

本当に、厳密につながりを解析・排除していったら、それこそ、あとには「何も残らない」のではないか。

歌でいえば、何もジャンルとしての演歌だけではない、現代の、アイドル的な少年少女をかかえた事務所や、一見そういうところとつながりの薄そうなバンド系の事務所だって、隅のほうでは、あるいは、いくつかのつながりをたどってゆくと、どこかで“そういう組織”ともつながっているだろうことは、常識的に考えても、否定することが難しいだろう。

★さて、今後は、彼(島田氏)の番組はどうなるのだろう。前回の謹慎期間中も、番組は他の司会者をたてて継続されていたけど。

ってか、そもそも、完全引退なのか、ほとぼりが冷めたら復帰するのか。復帰したら復帰したで、さらにまた嫌われるだろうなあ(汗)。

まあ、何も罵詈雑言を浴びせられ、嫌われながら無理に復帰するよりも、もうとっくに、いっさい働く必要がないほどの資産を持っている(額はともかくとして、そりゃそうでしょう(笑))わけなんだから、それはそれで、羨ましいリタイア生活ではある。

さよなら、島田紳助さん。
好きな番組もあったし、見ない(興味が持てない)番組もあった。

でも、少なくとも僕は、
最初の漫才師時代には、こんな「引退が速報でニュースになる」ような超大物タレントになるとは思ってなかったなあ。

まあ、そう言うと、さんまさんもそうか。

見る目がありません、氷室(爆)。

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