カテゴリー「映画雑記」の14件の記事

2013.02.25

アカデミー賞 所感(爆)+追記

監督賞候補から外れた監督の作品が「作品賞」って、過去にあっただろうか、とか、(作品賞の監督と、監督賞の受賞者とが一致しないこと自体、それほどは、ないことなので)

アン・リーは、作品賞は(まだ)取れていないのに、監督賞は2度目になるなあ、とか、(こういうのって「(監督賞は取ったのに)アカデミー作品賞は取れなかった監督」とか言うんですかねえ)

ダニエル・デイ=ルイスの「主演男優賞が3度目」って、記録だっけ、とか、(スペンサー・トレイシーが「2度」ですよね)

作品賞を取れなかった作品が最多受賞(4部門の『ライフ・オブ・パイ』)というのは、過去にも、たとえば『キャバレー』(作品賞は『ゴッドファーザー』)がそうだったよな、とか、

ざっと見ただけで、いろいろと問題(笑)があるわけですが、



そんなことを凌駕(?)するような珍記録が。

音響効果 (sound editing) 賞で『007 スカイフォール』と『ゼロ・ダーク・サーティ』とが同時受賞

えー? 今の規約が正確にどうなっているのかは知らないけど(調べれば、どこかに載っているでしょう)、過去に、キャサリン・ヘプバーンとバーブラ・ストライサンドとが主演女優賞を分け合った頃とは違い(この時の規約は、差が3票以内なら同点と扱うというものだったのだとか)、今では、たしか「完全に同点」ではないと、こういうことは起こらないはず。

へええええ。

“ここ”にいちばん心が躍るひとは、自分も含めて、ちょっとアレかもwink

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2013.01.15

大島渚

享年八十。闘病中というかリハビリ中というか、とにかく10年以上も、事実上の引退状態であったわけだけど。

倒れる前に撮った『Max, mon amour』の不思議さ(同時代の批評はあまり良くなかった)が、今となってはいちばん、僕には印象的かなあ。決して、彼のベスト作品だ、などと主張するつもりはないが(^^;)。

定評のあるATG作品など以外の、むしろ、あまり成功していないとされている作品の中に、若い世代からの“自由”な再評価を待っているものがあるのではないだろうか。創造社(彼の自主プロ)で撮り、松竹配給で公開された60年代の数作など、出来としてはどうかと思うけど、イメージは鮮烈だと思う。

黒澤明氏とは違った形だけど、大島さんもまた、本当に“世界的”な監督だった。没後数十年もたってからの再評価ではなく、生前の現役監督としてそういう評価だったのだし。

さよなら。安らかに。

リンク: 映画監督の大島渚さん死去 NHKニュース.

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2008.11.29

菅井きん「ギネス記録認定」は誤りである

ひと月も前の話題だが、どうしても(笑)書いておかなくてはならない。

菅井きんという女優さんが、82歳で初めて、映画に主演した。そのことをギネスに申請したら、記録として認定されたのだとか。…??? 主演が「初めて」の女優としては最高齢、ということなのだろうか。それなら、間違いではないのかもしれないが。

ギネスがどういう名目で認定したのかは、正確に報道されていないので僕にも分からない。【⇒後半に追記あり】 というのは、各種報道が、ほとんど「世界最高齢映画主演女優」記録に認定されたという、内容に誤りを含んだものであるため、信憑性を疑わざるを得ないわけだ。

映画に「初めて」主演した女優の中で最高齢、という内容から「初めて」を落としてしまうと、それはただの間違い記事でしかなくなってしまう。

ちょっとでも芸能に関心があれば、82歳よりも年長で映画に(初めてではないが)主演したひとは何人か挙げられるだろう。たとえばリリアン・ギッシュ。たとえば杉村春子

どうして、ああいういい加減な記事が出てきてしまうのか。もしかして、記者発表の段階で、発表側の人間が物を知らない輩だったのかもしれないが、発表が不正確なものであれ、最終的には記事を書く側の「常識」で、何とか防げるはずだと思うのだが。

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2008.04.04

異なる意見とどう接するかについての基本的な話

Aという考えかたBという考えかたがあったとする。別に、そんなにはっきりと区別のつかない考えかたの相違であったとしても、構わない。

そして、Bという考えかたを「勢いづかせる」ように(A集団にとっては)思える作品が、そこに存在したとする。別にその作品とは、論文や小説・脚本などの活字媒体であっても、TV番組や映画でも、CDや音楽ファイルなどであったとしても、同じことである。

このとき、その“Bという考えかたを「勢いづかせる」ように(A集団にとっては)思える作品”に対して、Aという考えかたを持つ者が反論するには、どうしたら良いか。

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2008.03.26

映画館に行くということ

たまに思うこと。

映画館に行くって、面倒くさくないだろうか。
いや、自分の好きな作品が、自分の観たいとき、自分が行きやすい時間に上映されているならば、もちろん行きたいわけなのだが。

どうして、勝手な興行の論理angryで決められた、上映期間上映時間、そして上映環境に、こちらが合わせなければならないのだろう。

ウチは、わりと近所(でもわずか数駅分でも電車には乗る)に大きなシネマ・コンプレックスがあるし、もちろん以前は都心の映画館へも嫌になるほど通っていた。

でもなあ。DVDのレンタルがここまで充実している(例外はある)と、いったい映画館へ、時間的に無理して通う必要があるのだろうかと、思ってしまう。

ちなみに、こういうことを考えるのは、でも、年齢のせいではないと思いますよbleah。だって、ここ20年(!)くらい、たまに考えることなわけで。

今年に入って、映画館で観た映画は14本。劇場で観た芝居は6本。
うーむ。

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2008.02.13

さよなら市川崑

市川崑さんが亡くなった。享年92。
肺炎だという。

遺作は、2006年12月公開『犬神家の一族』になるのだろうか(細かいことをいうと、そのあとにオムニバスの1話を担当した『ユメ十夜』が公開されているのだが)。

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2007.08.11

映画DVDソフトの売場にて

POPという、たいてい販売店のひとが(勝手に)書く、宣伝用の小片。

先日、ある量販店で見かけた、エミリオ・エステヴェスの力作『ボビー』のPOPに書かれていた宣伝文句。
いいですか、ちょっと心の準備をしてから読んでください。

「アメリカ版『有頂天ホテル』」

聖人君子のような人格者(オレだオレ)が、ふと殺意を覚えるのは
こんな瞬間(^^)。

一軒のホテルが舞台だから?
政治家が出てくるから?

god bless you!

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2007.02.22

小林旭の映画たち(^^)

酒を飲んでいるときに、いつもたいてい一度くらいは、小林旭のことを考える。
小林旭というスタア自身のことを思うのではない。彼の映画のその世界観を思い、それが、少なくとも僕にとっては、酒を飲んだときの緩やかな高揚感に非常に似ているから、だから思い出してしまうのだろう。

果たしてその瞬間、本当に彼の映画をDVDなどで観ると楽しいのかどうか、まだ試していないので分からない。
ほろ酔いの時って、TVのヴァラエティ番組を見るには良いのだが、やはり映画“本篇”(^^)を観るのは、何か作り手に対して失礼な気がしてしまう。

関係ないですが、ステージ・ミュージカルの映画化がお好きならば『ドリームガールズ』お薦めです。2枚組の限定版CDも買ってしまった。

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2005.07.17

見たい映画をつなぐタスキ

クリシェさんから「見たい映画をつなぐタスキ」を渡されました。

 ☆見たい映画をつなぐタスキ

1、2、3、4、5に答えて次の人にタスキをつないで下さい。

1、過去1年間で一番笑った映画
2、過去1年間で一番泣いた映画
3、心の中の5つの映画
4、見たい映画
5、このタスキをつなぐ方々

 過去のタスキがどうつながってきたかをあえて見ずに(笑)、直前のクリシェさんの書込だけを参考にして、とにかく回答いたします。

1、過去1年間で一番笑った映画

 語義通り、期間を2004年7月〜2005年6月の1年ということで考えました。別に、2004年の中でという一般的な“1年間”でも良いんでしょうが。

 ●『ふたりにクギづけ

 これは、笑わせ泣かせ、とても真っ当なバランス感覚の持ち主(「メリーに首ったけ」のファレリー兄弟)が撮った、素晴らしい作品。こういう映画がきちんと受け容れられるような、そんな民度の高い国に、出来れば生まれてみたかったですね(^^)。

2、過去1年間で一番泣いた映画

 こちらも、語義通りに期間を2004年7月〜2005年6月の1年ということで考えました。

 ●『いま、会いにゆきます

 単に、妻が死んだことを受け容れられない父と息子の話ではないし、なんと死者が甦ってくるというオカルティックな話でもない。原作は知らないが、映画を観る限りでは、なんとか(一つの超常的現象を受け容れるならば)成立する話になっている。しかし、話も良いけど、中村獅童と竹内結子の芝居に泣かされました。意外(?)と、ベタなものに感動したりもするのだ(^^)。意外でもないのかなあ。

3、心の中の5つの映画

 これを選ぶのが重荷(笑)になっていたために、タスキをつなぐのが遅れてしまいました。結局、7年前にNIFTYの映画フォーラム内で“オールタイム・ベスト”を選んだときの、邦洋あわせて100本ほどの候補の中から、むりやりひねり出しました。それ以後の7年に、以下の作品を越えるようなものは…本当に観ていないのかどうか、確信は持てないんですが。

 ●『カビリアの夜』(1957年、フェデリコ・フェリーニ)
 ●『死刑台のエレベーター』(1957年、ルイ・マル)
 ●『乱れる』(1964年、成瀬巳喜男)
 ●『日本侠花伝』(1973年、加藤泰)
 ●『隣の女』(1981年、フランソワ・トリュフォー)

 増村保造、小沼勝、ヒッチコック、ワイルダー、イーストウッド、そしてドライヤーの「奇跡」、市川崑の「細雪」を落とした、苦心の5本です。

4、見たい映画

 ●過去に実際に撮られた映画

 『偉大なるアンバーソン家の人々』(1942年、オーソン・ウェルズ)のオリジナル・ヴァージョン。いま流布している、ロバート・ワイズによってカットされた版ではなく。でも、現存しないんだろうなあ。

 ●存在しない映画

 溝口健二の、シネマ・スコープ・サイズで撮られた作品。黒白、オール・セットの時代物で。

5、このタスキをつなぐ方々

 ええと、まだブログを始めて5か月くらいで、しかも、どうもブログって、薄〜いつながりは出来ることもあるんですが、それ以上にはなかなか進まないので、どなたを指名したら良いか、困ってしまいました。@niftyフォーラム時代での知り合いのかたから、かろうじて、このかたへ、タスキをつなげてみます。

@niftyのFJMOVIE(日本映画フォーラム)でお世話になった“はる”さんの「日本映画が好き! ウェブログ

 自分からいきなりTB(該当する発言がないのに)っていうのは、かなり抵抗があるなあ(^^;)。

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ええと、最初の書込では、タスキをつなぐ相手として或るもう一人のかたの名前も挙げていましたが、メールでやりとりした結果、円満に(爆)、現在の形に落ち着きましたんで。御了承ください。

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2005.06.25

いろいろ

ええと、ちょっとだけ忙しくしていまして、感想の中身を書いていない『最後の恋のはじめ方』について、やはりツッコミ所が満載の“クールビズ”再考などなど、書きたいこともいくつかありますが、今日はこれにて。

とかなんとか言ってるうちに、ヴァル・キルマーがポルノ・スタアのジョン・ホームズに扮する『ワンダーランド』を見落としちゃうしなあ。出来は、どうも疑わしいものらしいのだが、それにしても、そういう役だったら少しはベッドシーンもあるだろうし(^^)。キルマー♂のファンとしては、見たかったのだ。

キルマー主演の『バットマン・フォーエヴァー』(1995年)から、キルマーとクリス・オドネルのパートだけを取り出して(ニコール・キッドマンには御退場していただく)編集すると、とてつもなく猥褻な♂×♂映画になると思う、そんな感性だとまるでホモみたいですが、自省するまでもなく単にその通りなので、何だかよく分からない(爆)。

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